
2013年スギ・ヒノキ花粉飛散予測総合コメント(2012年10月現在)
2013年春のスギ・ヒノキ科花粉飛散総数は、2012年6~8月の気象条件と9月下旬のスギ雄花の花芽調査から、九州と四国の一部地域を除き2012年を上回り、全国的に平年(過去10年平均)の120~150%と予測しています。また、過去10年平均の飛散量は、10年前と比較して約2倍になっており、近年の花粉飛散量自体が増加傾向です。
翌年の花粉飛散数に最も影響する6~8月の気象状況については、2012年の梅雨明け7月中旬~下旬にかけての気温・日照時間は2011年と比較して全国的にほぼ同じか高めでした。8月は気温が高く、日照時間も2011年と比べると長くなっています。また、9月末時点でのスギ雄花の着花は2011年より多いですが花芽の生育がやや遅れています。
(*)千葉県船橋市の例:最近の10年(2003~2012年)の平均値は4,278個でしたが、その前の10年(1993~2002年)の平均値は2,165個であり、「過去10年平均」は、その10年前と比較して約2.0倍になっています。
スギ花粉前線
スギ花粉の飛散開始を同じ地点で区切った予測前線図では、2013年春のスギ花粉飛散開始は現時点では2013年2月上旬から中旬を予測しております。夏以降気温の高い状況が続いていますが、この冬はエルニーニョが発生しており暖冬の予想です。
12月以降の気温は寒暖の差が大きくなりますが、期間を平均すると平年並みかやや高いと予測しています。花粉飛散に影響する2月上旬の気温次第では飛散開始が早くなる可能性があります。